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ご利用の例
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■ 太平洋セメント ゼロミッション事業
- 都市ごみ焼却灰の再資源化(セメント原料)に鉄道コンテナ輸送利用 -
環境面に配慮した焼却灰輸送専用コンテナを使用して鉄道輸送
太平洋セメント熊谷工場(埼玉県熊谷市)は、都市ごみ焼却場から出る焼却残さ(焼却灰とばいじん)を受け入れ、従来の普通セメントの事業を平成13年7月より開始しました。埼玉県内の市町村焼却場で出た焼却灰を受け入れ、セメント原料として再資源化します。輸送については、環境対策の一環として現在、安全・正確・低コストな鉄道輸送システムを太平洋セメント、秩父鉄道、JR貨物とで共同開発しております。
輸送検討中の鉄道コンテナ試作品
輸送検討中の鉄道コンテナ試作品
(ダンプ車積載時)
システムの特徴
都市ごみ焼却灰の有効利用
都市ごみ焼却残さは、大部分が有効利用されることなく埋め立て処分されていますが、本システムでは、セメント原料として有効利用されるので、最終処分場の延命化が図れます。
環境保全の確保
ばいじんには、微量のダイオキシンが含まれていますが、セメント原料として使用されることにより、セメントキルンの1450℃の高温焼成中に分解され無害化処理されます。なお、ばいじんは前処理設備で水洗されますが、ダイオキシンは溶解せずに、ばいじんケーキに残留します。このばいじんケーキを、セメント原料として使用することにより、セメントキルンでダイオキシンが分解され無害化処理されます。
当社独自の排水処理
ばいじんは、前処理設備で塩素を除去するために水洗しますが、その後の排水処理設備にキルン排ガスの一部を利用する当社独自の排水処理システムとしています。この方法は、排ガス中のCO
2
削減にも繋がり、地球環境にやさしい技術です。
セメントと焼却残さの化学成分
(例)
セメント主要成分(%)
種類
酸化カルシウム
(CaO)
二酸化けい素
(SiO
2
)
酸化アルミニウム
(Al
2
O
3
)
酸化第二鉄
(Fe
2
O
3
)
塩素(cl)
(ppm)
セメント
60〜66
21〜25
5〜8
3〜5
50〜100
焼却灰
50〜100
27
14
5
11,000
ばいじん
36
11
6
1
150,000
焼却残さ(焼却灰、ばいじん)はセメントに不要な物を除去すると、セメントの粘土原料として使用できます。
この技術は、埼玉県の倍プラント化計画(ゼロミッション推進事業)に則り、埼玉県、熊谷市、太平洋セメント(株)との共同研究により、実証されました。なお、平成12年1月14日厚生大臣が定める、ばいじん処理方法のひとつとして本方法(焼成処理)が認可されました。
このシステムは、平成13年7月2日より事業として開始致しました。
太平洋セメント株式会社 ゼロミッション事業部
〒101-8357 東京都千代田区西神田3-8-1
TEL:03-5214-1653 FAX:03-5214-1748
ホームページ:
http://www.taiheiyo-cement.co.jp
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